ミュージシャン目線で語るダイエット法②

さて、前回のポストで「3ヶ月で8キロ減」したことを述べた。予告通り、今回はその方法を開陳したいと思う。

結論を言うと「食べない」ことである。……いや、ちょっとだけページを閉じずに待っていただきたい。そんなこと言われんでも分かっとるわ、という皆様の心の声が聞こえてきますが、正しく言うと「食べない仕組みを作ること」である。

やり方はとても簡単。自分の食べたものを記録する。これだけ。

所謂、レコーディングダイエットというやつである。これをやると不思議と食べる量が自ずと減っていく。理由は大きく二つあって、①自分の食べたものが可視化できること、②記録が面倒くさいこと、だ。一つ一つ見ていこう。

①は分かり易いと思う。人の推奨摂取カロリーは大雑把に言うと、身長と体重、一日の運動量から算出できる。身長が高ければ高いほど、体重が重ければ重いほど、必要とする摂取カロリーは基本的に高くなる。そして人間は生きているだけでカロリーを消費する。運動量が多ければその分、消費カロリーも増える。そして、摂取カロリーを消費カロリーが上回った場合、体重が減るわけだ。忙しい現代人、消費カロリーをキチンと制御できる人はそうはいない。勿論「今日から毎日10㎞ランニングするぜ!」という人ならば、消費カロリーが急激に増加するのだが、まあ大抵続かない。だって大変だから。ちなみに私は早朝ジョギングを始めて3日でやめた経験がある。

逆に摂取カロリーは制御しやすい。とは言え、人は日々自分の食べたものは把握していない。「自分へのご褒美に」と買ったそのシュークリームのカロリーを消費するために、1時間のジョギングが必要なことを一々考えない。しかし一つ一つ食べたものを記録すると、それを実によく考えるようになるのである。ポテトチップス一袋を平らげると、一日の摂取カロリーにどれだけ影響するかが良く分かるようになる。ピザポテトなど最悪の部類だ。

次に②であるが、摂取カロリーの記録自体はインターフェースを工夫すれば面倒なことではない。しかし間食をすれば、一々記録を付けなければならない。そのひと手間が強制されると間食に自然と二の足を踏んでしまうようになるのだ。人間面倒なことは避けるように出来ている。


次回はレコーディングダイエットに便利なツールなどを紹介したいと思う。


今後の演奏予定

9/26(土) 13:00開場 14:00開演
BOP RENAISSANCE ライブ場所:科学と音楽 アインシュタインのグァルネリ
   香川県高松市丸亀町4-12 1階 

ミュージックチャージ:2,000円 (学生1,500円)+1オーダー

ご予約ページ https://forms.gle/Gsn72Bm1mN3yEiHEA

50~60年代のストレートアヘッドなバップ期のジャズを愛するメンバーが集まり結成されたモダンジャズバンド。

今回は50~60年代数々の名盤にバイプレイヤーとして参加し、自身もJazztetなどのグループリーダーとして活躍した「アート・ファーマー」にトリビュートしたライブを行います。

※新型コロナウイルス感染症対策について※
1.客席の間隔を十分に確保するため、10名様限定とさせていただきます。
 お早めのご予約をおすすめします。(現在、6名のご予約を頂いています。残り4席です!)

2.マスクの着用、店内設置の消毒液による手の消毒にご協力ください。

3.ご来店時に非接触型の検温と、お客様の連絡先の確認を行います。

4.感染拡大により開催が難しい場合、10/24(SAT)に変更する予定です。

この世は成り行き任せ~主にジャズに関する思考の残渣

香川県を中心に活動しているアマチュアトランぺッターが谷野穣がジャズに関してアレコレ書き散らします。

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