演奏活動のモチベーションについて①

今回は演奏活動のモチベーションを上げるのに役だった個人的な変化について書きたいと思う。それには先ず私のバックボーンをお話しする必要があるので、ご了承頂きたい。

Profileの欄にもある通り、私は現在4つのバンド(内リーダーバンドが1つ)に所属している。このバンド以外で単発で演奏することもあるものの、定期的に演奏しているのはこの4バンドだ。

但し、その内でビッグバンドとロックバンドの練習には現在不定期で参加させて戴いている。そうなった一番の理由としては子どもが生まれ、家族で過ごす時間を大事にしたいからだ。練習による不在時間は自宅のある瀬戸大橋のふもとから練習場所のある高松までの往復時間を含めると3~5時間になる。練習は夜に行われるので、夕食はおろかお風呂に入れることもできない。これは個人的な子育て方針に反するので、メンバーの方々にはご容赦戴いている。誠に申し訳ない限りだ。

もう一つの大きな理由としては、こちらはビッグバンドに関わることなのだが、ジャズをキチンと勉強したくなったことだ。以前私は2ndトランペットを主に担当していた。ビッグバンドにおける2ndトランペットの役割として最重要なのがソロを吹くことだ。

私は一時期この役割にいることが心底嫌になってしまっていた。イベント毎に新曲が配られ、デモのアドリブソロをトランスクライブし、本番でミスしない程度まで暗譜する。なにせ自力でアドリブをする力量はないのだから、万一本番でソロが頭から飛んでしまったら悲惨である。練習時間の大半をそのコピーを間違えずに吹く練習に費やす。
その個々のソロをアナライズする時間なんて無く、とにかく「次の本番までに人に聴かせられるソロを用意しなければ」というプレッシャーだけを感じる様になってしまっていて、本音を吐露すると音楽が全く楽しくなくなっていた。本番の度に自分のアドリブソロのクソさ加減に死にたくなる様な気分を味わっていた。プロが吹いているアドリブのラインをそのままなぞっても、プロが持つニュアンスまではコピーできていないので、どこかバッタもんの様なソロになってしまうのだ。(デモのアドリブをコピーすること自体は良い事だと思います。悪しからず)

そこでデモのプロが吹くアドリブを演奏するのでは無く、自分の力で即興でアドリブ出来る様になる為に、2年間の長期お休みを戴いて一からジャズを勉強することにした訳です。

(長くなったので続きます)


今後の演奏予定

5/18(土) 19:00~
瓦町Dining Turtlesセッション
場所:香川県高松市瓦町2-2-22
参加費:1,000円

フレンチレストラン「Turtles」さんでの月例セッションで代打のホストを務めます。
初心者大歓迎のセッションなのでお気軽に遊びに来て下さいね!


5/25(土) 18:00会場、19:00~1st set、20:15~2nd set
Bop Renaissance ライブ
場所:瓦町Dining Turtles 香川県高松市瓦町2-2-22
ミュージックチャージ:1,500円 (学生1,000円)
50~60年代のストレートアヘッドなバップ期のジャズを愛するメンバーが集まり結成されたモダンジャズバンド。今回はハードバップ期のマイルス・デイヴィスが演奏した曲の数々をお送りします。
ジャズの初心者の方でも楽しめるであろう工夫を用意していますので、ジャズを余り聴いたことが無いという方もお気軽に是非お越しください。


6/15(土) 19:00~
瓦町Dining Turtlesセッション
場所:香川県高松市瓦町2-2-22
参加費:1,000円
フレンチレストラン「Turtles」さんでの月例セッションで代打のホストを務めます。
初心者大歓迎のセッションなのでお気軽に遊びに来て下さいね!


6/29(土) 19:00~
瓦町Dining Turtles Saturday Jazz Live
場所:香川県高松市瓦町2-2-22
テーブルチャージ:700円
ピアニスト阿部路子さんとデュオでジャズのスタンダードナンバーをお送りします。
音楽を聴きながらフレンチの一品料理やお飲み物をお楽しみいただけます。

この世は成り行き任せ~主にジャズに関する思考の残渣

香川県を中心に活動しているアマチュアトランぺッターが谷野穣がジャズに関してアレコレ書き散らします。

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