根本匠厚生労働大臣が「ハイヒールやパンプスの着用が義務づけられれる職場があることに関してどう思うか」と質されたのに対し、ごにょごにょと「社会通念に照らして業務上必要かつ相当な範囲かと思う」と答弁したことが話題になっている。荻上チキさんのTBSラジオ番組『荻上チキ・Session-22』が実際の音声付で分かり易いので、一度聴いてみるのを推奨します。(リンク先からウェブ上で聴けます。)
ハイヒールやパンプスを履くことで女性が肉体的にも精神的にも大変な目に逢っている場合がある、ということを想像するのは難しくない。私の妻の職場は所謂人事という管理部門なので、会社説明会等の場においてヒールの靴を履く機会が多い。妊娠中は安定性が十分に確保されているヒールを履いて対応していた様だが、妊婦の転倒はお腹の中の赤ちゃんの生命のみならず、母体の生命の危機にまで直結するので本当に大変な問題だと強く危惧したものだ。妊娠中で無くとも、そもそも不安的な靴を職場で何時間も履き続けなければいけない状態は、辛い場合もあるだろうと容易に想像できる。
その起源には諸説あるハイヒールやパンプスだが、現在は女性らしさを象徴し、特にフォーマルな場で着用される靴として定着している。個人的にこの"フォーマルな場"というのが曲者だと思う。結婚式や葬儀ではフォーマルな服装が求められるのは解るにしても、単なる職場がフォーマルな場とは私は思えない。何度か海外のカンファレンスや大勢の外国人が来場するコンベンションに参加したことがあるが、海外の方、とりわけ欧米の女性はサンダルなど足に比較的優しい靴を平気で履いている。それでいいのだと思う。世界最高峰のファッションショーでも、シャネルの様な最高級ブランドがスニーカー等、カジュアルと一般的にカテゴライズされる靴を発表するようになって既に久しい。
更に一個人の価値観を吐露することを許して頂けるのであれば、先に挙げた結婚式や葬儀の様な場であっても、結局はその主催者である新郎・新婦や故人(実際に葬儀を主催するのは故人でなく主に親族であろうが)がその様な慣例に縛られない方ならば、その価値観に準じた服装でも何ら問題は無いだろうと思っている。個人的には私は昔から「マナー講座」などをご飯の種にしている人とは常に話が合わないのだ。
因みに私自身は割とフォーマルな服装が好きな人間である。昔からスーツファッション全盛期だった50~60年代のクラシック映画に親しんでいたこともあってか、細身のジャケットにパンツ、革靴にタイを合わせたファッションが好みだ。
初めての海外旅行先がイギリスだったのも、恐らくブリティッシュ・スタイルへの憧れがあったことと無関係ではないだろう。ヒールやパンプスも同じことで、女性によっては他の履物よりエレガンスに見えるハイヒールを好んで履く方もいらっしゃると思う。その様な形で個人の好み・嗜好で身に着けるのは何の問題もないが、その着用を強制する様な社会通念は無駄だし害悪だろうと言いたいのです。
そこでやっとジャズの話である。(長くなったので続きます。)
今後の演奏予定
6/15(土) 19:00~
瓦町Dining Turtlesセッション
場所:香川県高松市瓦町2-2-22
参加費:1,000円
フレンチレストラン「Turtles」さんでの月例セッションでホストを務めます。
初心者大歓迎のセッションなのでお気軽に遊びに来て下さいね!
7/13(土) 18:00~21:30
COS MUSIC FESTA
場所:丸亀城下の丸亀市民広場
ミュージックチャージ:なし
毎年恒例の香川・丸亀城下の広場で無料ライブが行われます。屋台もあり、お食事しながらライブを楽しめるイベントです。
私はポプシーズでの参加です。どうやらトリのようです。
7/27(土) 18:30 Open、19:00 Start (2stage制)
西珈琲骨 Jazz Live 2019
場所:丸亀駅構内 駅カフェステーション
ミュージックチャージ:1,500円+1ドリンク)
西讃を中心に活動するジャズバンド、西珈琲骨のライブです。
普段はボサやファンク色の強いバンドですが、今回はかなりストレートなハードバップ中心の演奏をお届けできると思います。
8/11(日)
詳細未定
場所:高松 Nashville
シカゴバンドで高松のライブハウス「Nashville」で演奏します。詳細は決まり次第、追加します。
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