三回に渡って東洋思想の矛盾性について述べてきた。やっとジャズであるが、ジャズは演奏していて何というか矛盾を感じることがとても多い。これはプロのジャズマンと話をしていると結構共感していただくことが多いので、ここに幾つか紹介したい。
1.下手であってはいけないが、上手であってはいけない。
2.演奏者同士で支えあっているが、殴り合っている。
3.コード進行は重要だが、コード進行は必要がない。
4.(テンポが)走っているが、遅れている。
5.スイングしてないといけないが、スイングしてはいけない。
6.共演者は味方であり、敵である。
演奏しながら、これらの矛盾を矛盾なく感じるとき、「ああ、ジャズやってるなぁ」と思うのである。わかってる気になっているだけかもしれないが。
今後の演奏予定
6/6(土) 18:00開場 19:00開演
BOP RENAISSANCE ライブ
場所:科学と音楽 アインシュタインのグァルネリ
香川県高松市丸亀町4-12 1階
ミュージックチャージ:2,000円 (学生1,500円)+1オーダー
50~60年代のストレートアヘッドなバップ期のジャズを愛するメンバーが集まり結成されたモダンジャズバンド。
今回は50~60年代数々の名盤にバイプレイヤーとして参加し、自身もJazztetなどのグループリーダーとして活躍した「アート・ファーマー」にトリビュートしたライブを行います。
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